11月23日:出雲・松江行

瀬戸内タートルマラソンにエントリーしていたものの、大学時代の同窓会があることをすっかり忘れていました。23日の朝、前日手術した患者さんを診たあと、車で松江に向かいました。天気は晴れ。瀬戸大橋を渡り、山陽道、中国自動車道、米子道、山陰道と全部高速道路を使い、3時間で出雲までたどり着きました。学生時代はもちろんこんな道路はなく、フェリーで瀬戸内海を渡りましたから5時間半もかかっていました。隔世の感です。最初に向かったのは一畑電鉄の雲州平田駅。学生時代、このあたりで家庭教師をしていました。確か駅前通にそのお宅はあったのですが、心当たりを訪ねてみても、そこにはありませんでした。
雲州平田駅 駅舎が新しくなったような・・・
しかたなく平田を離れ、出雲に向かいました。下宿跡には5年前に一度来ていたものの、多少の面影だけで私が過ごした6年間は遠い過去に去っていました。母校を訪ね、そうだ、ここから走り始めたんだ、となつかしいグラウンドを写真に納めました。30年前、真っ白な雪に覆われたこのグラウンドを一周、二周と走り始めたのが現在の私を作ってくれています。もう一度走ってみようかと思ったのですが、何となく不審者に見られそうだったのでやめました。
30年前、このグラウンドから走り始めました
大学の周りは新しい道がいっぱいできていて、面食らいながらの運転になりました。かつての記憶をかろうじてたどりながら立久恵峡に向かいました。学生時代にはこの地域に住む中学生の家庭教師をしていたこともあります。具体的にどのお宅だったかは記憶の彼方に消えてしまっています。それでも進んでいくうちになんとなく懐かしい風景が見えてきました。今月初めの京都とは違い、そこはすっかり秋の景色になっていました。手持ちのスマホで撮したので、画像自体はあまりきれいではありませんが、秋の風情を少し感じてもらえるでしょうか。しばらくひとりで散策したあと、暗くなりかけたので、同窓会場の松江に向かうことにしました。続きはのちほど・・・
夕日に照らされた山肌
パノラマで撮してみました
秋の田舎道










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