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学会終了後

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10月10日から東京で日本脈管学会があって、発表してきました。日頃の診療・研究成果の発表です。かなり緊張しましたが発表後の質問も多く、関心の高さが伺えて満足でした。 発表しているところ 学会のために診療所は休診となりました。何ヶ月も前から張り紙やらホームページやらでお知らせはしていたものの、ついうっかりということが誰にでもあることですから、今回もクリニックを訪ねてきた人がいることでしょう。そんな人にはお詫び申し上げます。 学会で得られた情報は今後の診療に生かしますのでご容赦ください。いつものことですが、東京で学会があるときはほとんど浅草に泊まることにしています。 あの下町の風情が好きなのです。 よなよな浅草寺にもお参りしてきました。 夜の浅草寺 学会の翌日は日光に行きました。夜のうちに東京から新幹線で宇都宮に入り、早朝、JR日光線で日光駅までは45分ほど。空は快晴。まずは歩いて日光東照宮を目指しました。ここは中学校の修学旅行以来の訪問です。 JR日光駅で 紅葉にはちょっと早かった感じです。 最初に訪れたのは輪王寺。 ここは50年に一度の大改修が行われている最中で、社殿がすっかりばらされていました。これを修復してまた組み立てるのですから、すごい労力と技術ですね。平成32年完成だそうです。つまり、東京オリンピックの年ですね。 大改修の足場の中はこんな感じ 輪王寺の次は東照宮に参内しました。有名な見ざる言わざる聴かざるの彫刻をみましたが、中学時代の面影がそのままでした。 すぐそばに修学旅行の小学生が来ていました。なんと専属のカメラマンが随行していて記念撮影をするときにカメラマンが「芸能人は?」というと、子供たちが「歯が命!」と大きな声で答えるので、周りの観光客から大笑いが起きていました。華厳の滝にも行ってきました。中学時代の修学旅行のときは雨で霧がかかり、全く見えなかった記憶があります。今回やっとお目にかかれました。 このあたりは標高が1280mほど有ります。風が吹いてきてシャツだけではかなり寒く感じます。昼飯は「食堂すずき」で黄金湯葉のチャーハンを食べました。ここはANAの機内雑誌におすすめの場所として載っていたところです。 黄金湯葉のチャーハン 昼飯のあとは路線バスで中禅寺湖に向かい

10月のある朝

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満開のコスモス これは何日か前のある朝、走りに出たときに写した写真です。 ブログはすぐに更新したら問題ないのですが、ずぼらな私はしばしば後日の更新になります。特に今回は何日も前でいつ走ったかわからない状況になりました。きれいなコスモスなので没写真にせずにアップしてみました。秋も深まって来ました。

城内坂の地図と高低差

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先日アップした城内坂の記事ですが、コース地図が出てきました。高低差がちょっとまちがっていたようです。2kmから4kmまでで170mぐらい上るようです。220mはちょっとオーバーでしたね。訂正します。

9月29日:城内坂ウルトラマラソンの続き

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周回が進むにつれて日が高くなってきました。でも、山中は日陰が多く、風も爽やかです。足腰はつらくなってきましたが、気分は最高です。 周回も5回目になると、上り坂もこれが最後かとん名残惜しくなってきます。するとよけいに歩きたくなるのです。 下り坂なのですが、写真になるとそうは見えませんね ゴールは7時間15分ぐらいかかりました。3時のスタートでしたからまだ10時15分。着替えをすませ、チャンポンと手作り餃子をごちそうになりました。今回の参加賞は特製の白っぽいお皿でした。今年もすばらしい益子町を味わえました。 最後の上り坂 チャンポンと餃子 立派な参加賞

9月29日(日):城内坂ウルトラマラソン

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スタート前の風景 民宿からスタート地点までは約1.5km。歩いて行くつもりでしたが、同宿の車で来ていた人が乗せていってくれました。全くの無風で頭上には三日月が光っています。急いで受付を済ませ、身支度してスタート地点に並びました。午前3時ですから、ヘッドライトと尾灯をつけて走ります。公民館前をスタートし、反時計回りに一周約10kmの道をぐるぐる廻ります。私は50kmの部。この大会は益子走友会のみなさんや地元ボランティアの人々が主催する手作りの大会で、日本一のエイドを目指して厚いおもてなしがあります。主宰の陶工大塚さんが焼き上げた特製皿が参加賞です。毎年すばらしい益子焼きを手に入れられるだけでも参加する甲斐があります。 スタート前の説明をする主宰の大塚さん スタートの合図はピストルのパーンでもホイッスルでもなく、大塚さんの「はい、行ってらっしゃい!」でした。このコースは最初の2kmがほぼ平坦ですが、次の2kmがひたすら上り。峠の給水所を過ぎたら今度はひたすら2km下り。下りきったら1kmは平坦な道を走りますが、7km地点から700mはまた上り。峠に第二給水所があってそこから1.3kmを下って残り1kmの緩やかな坂を上ってスタート地点に戻る、という設定です。坂が急勾配なので、全部走れるのは相当な猛者です。私は割り切って上りを全部歩くことにしました。 最初はヘッドライトだけが頼りでしたが、二周目の途中から夜が明け始め、三周目には朝日が差し込んできました。起点から1kmほどの道沿いには小川が流れ、チョロチョロというせせらぎの音が聞こえます。田園風景の間を縫って山道にはいると急な坂なのですが、歩くのでむしろ休憩気分になって気が休まります。私がのんびり歩いている横をすでに速いランナーが息を切らして駆け上がっていきます。そんなに速く走ったらしんどいのに、と思いながらもやっぱりこんな坂を走れる人はすごいと感心するのでした。 益子町の田園風景 小川を流れる水の音が聞こえるかな? 峠の給水所 峠の給水所にはいろんな種類のパンや梅干し、バナナ、飴などいろんな食べ物が置いてあり、飲み物も梅水、コーラ、ポカリ、レモン水など多彩です。山の中でもこれですから、起点のエイドはもっとすごいのです。走って消費したカロリー以上に食べ、トコトコと下りに

9月28日:益子町城内坂へ

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今年も益子町に行ってきました。城内坂ウルトラマラソンに今回で4回目の参加になります。28日(土)午後14時10分のANA(787型機)に乗って無事に羽田空港に降りたち(煙が出なくてよかった)、新幹線で宇都宮に着いたのは17時14分。駅前から東野バスに乗って約1時間、18時40分に益子町へ着きました。同宿の人に四国から来ましたというと、異口同音に「へえ、四国から!まあ、遠いところからご苦労さん」と言われます。ここまで4時間半ですよ、と言うと、へえ、案外近いんですね、とまたまた同じ反応が返ってきます。関東の人には四国はよっぽど辺鄙なところだと思われているようです。 築250年の古民家民宿「古木」 今回は参加者が200人を越え、宿泊も民宿「山路」から古民家民宿「古木」になりました。写真のような築250年の古民家で天井の梁の太さが80cmほどありました。スタート時間が午前3時ですからただ寝るだけです。8時に就寝。深夜1時半に自然と目が覚めました。起きてみると隣に寝ていた人が大きな外人さんでした。そういえば以前もこの大会で見かけた顔でした。でも、無口な人でまったくしゃべりませんでした。 この太い梁をご覧あれ