7月7日:第15回関西マラニックへ

第15回UMML関西マラニック〜箕面大会〜

今年もUMML関西マラニックが開かれました。UMMLはウルトラマラソンを愛する人たちがメールで交流するウルトラマラソンメーリングリストの略で、1996年に私が立ち上げました。登録者は現在全国に480名ほどいます。その人たちはummler(アムラー)と呼び合っています。でも安室奈美恵さんとは関係ありません。1998年から近くに住むアムラー同士で一緒に走る企画ができ、マラニック(マラソン+ピクニック)を年に1回やるようになりました。朝から夕方まで走り、温泉にはいって宴会するというお遊びです。今では四国と関西が主な開催地になっています。
今回の関西マラニックは箕面市が舞台です。四国からは私を含めて6名で参加しました。私は5時35分高松駅発のマリンライナーに乗り、新幹線に乗り継いで8時25分に箕面駅に着きました。でもほかの人たちは深夜1時半のジャンボフェリーで現地入りしたそうです。

写真でオレンジ色のTシャツがたくさん見えていますが、これは我々のオリジナルグッズで、私が着ているのはその白バージョンです。集合写真に写っている旗やゴールテープもアムラーグッズです。
関西マラニックには地元の走友会の人たちもたくさん参加されるのですが、日頃から走り込んでいる人が多く、コースもかなりタフになっています。私は恐れをなしてショートコースにしました。それでも東海自然歩道が含まれたトレイルルートが今回のメインです。詳しくは下の地図をクリックしてご覧ください。
ショートコースのルート
スタートしてほんの30分ほどのところに箕面の滝がありました。今日も日向は日差しが強く、滝からのミストを浴びると別世界のような感じです。ここまでは舗装された路面が続くので、たくさんの家族連れや年配の人たちも気軽に来られるようです。
トレイルコースに入ってから不安定な足元とアップダウンがあり、練習不足の私はだんだん遅れ始めました。おまけに下り坂で2回ほどこけて、足をくじいてしまいました。さらに開けたところへ出たと思ったら目的の北摂霊園ではなく勝尾寺でした。間違いに気づいて急な上り坂を東海自然歩道までもどったら今度は両脚が攣り、とうとう自然歩道の山道でへたりこんで立てなくなってしまいました。一緒にいた人たちは先に行ってしまったので、激痛に襲われながらも自分でなんとかするしかなく、ストレッチして一歩ずつ前に向かっていたら、仲間が戻ってきてくれました。しかし、彼も道がよくわかりません。北摂霊園の近くまで来ているのは間違いないと思うのですが、とうとうスマホでスタッフに連絡を取りました。携帯というのは命綱ですねえ。案内係のスタッフが電話で指示してくれてなんとか30分遅れで北摂霊園に到着できました。
もうここでリタイアします、と宣言したのですが、それはきっと脱水だ、塩も足らないはずだ、などとたくさんのランナーが持っている食べ物をくれるのです。それらを全部口に入れ、あとは下りだけだからと励まされたことに背中を押されて、結局気を入れ直して立ち上がりました。残りはほとんど舗装道路で、確かに下りだったので、ぼちぼちだましだまし走っていたら、次第に楽になってきて、結局箕面駅のゴールにたどり着くことができました。ウルトラは途中で何が起こるかわからない、復活するものだ、という格言を再認識した次第です。



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